ガルーダ
ガルーダのスクショを観ながらちょっとラフを描いていたのですが。 本人の精神というか内面からイメージ(Eikon)して召喚獣に顕現するの、ウォールード王国組が一番表情と合わせてしっくりくる感じがします。使いこなしているというか。ベネ姐さんに戦い方を教えたのはシドであるから人か...
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ガルーダのスクショを観ながらちょっとラフを描いていたのですが。 本人の精神というか内面からイメージ(Eikon)して召喚獣に顕現するの、ウォールード王国組が一番表情と合わせてしっくりくる感じがします。使いこなしているというか。ベネ姐さんに戦い方を教えたのはシドであるから人か...
ほのぼのよりです。 クラジル多め。 FF16拠点メンバー ・何している時が幸せ? クライヴ「ジョシュアの前で誓った通り、大切なものや人たちを守り切れた時だな。そしてベアラーたちが人らしく生きていく姿をここで実感出来るのも」...
<p>サウンドトラックを聴いているとFF12やFF13で世界観を思い浮かべながらサウンドトラックを聴いていたことを思い出します。 アーシェの手を取って連れ出そうとするヴァンと空のアート。 よくこうした世界観を描きたいと少しでも真似をしたいと描いていたものです。 今は人物多くなっていますが、その人と世界観から伝わるテーマ性を絵(らくがき語りではありますが)と文で分けて考えているような感じですね。 12ならラバナスタ、13は色のない世界、16はスティルウィンドと終盤のウォールード王国領のプレリュード用いた曲が大好きなのです。</p>
<p>他ゲームのキャラクターも冒頭にちょっとだけ出て来ます。共通点は🐺です。他の小ネタは本編から浮かぶ補完的なものです。 ・もふもふ成分(🐺in2023,2024,2025) FF16🐺→Neva🐺→ゴーストオブヨウテイ🐺 ゴーストオブヨウテイの主人公篤(あつ)も舞台となる羊蹄山(蝦夷富士よって北海道、1602年当時はマチネシリ(女山)と)ニホンオオカミを引き連れている様子から。 クライヴ「…狼をそちらも」篤「‥‥‥」Alba(アルバ)「…言葉には託さない絆があるのね」篤「‥‥‥」 (懐からトルガル🐺のおやつを取り出して)クライヴ「これを持って行くと良い。喜んでくれるはずだ」Alba「首筋を優しく撫でて上げてね。Neva🐺はそうするととても喜んでいたの」 篤「‥‥‥」(静かにおやつを受け取り頷く) 好かれる(拠点メンバー) ジョスラン「ここでいちばん動物に好かれるのって誰だろう」アルトゥル「クライヴじゃない?トルガルとずっと一緒だし」エメ「トルガルはカローンの傍によくいるけどね」 シャーリー「みんなへ休憩時間に聞きに行ってみなさいな
<p>クラジルでまとめました。シリアスかほのぼのよりです。 静かな夜 ※ほんのりとしたクラジル クリスタル自治領に向けてクライヴとジルは慣れた様子でクライヴは愛馬(チョコボ)であるアンブロシアに。そしてジルは借りた一頭に乗ってまたダルメキアへの旅へと向かった。馬を1日休ませることなく走らせたとしても数日は掛かる旅路だ。先に自治領へ向かう為のボグラド市場にて未だ見ぬ協力者たちの元にいるグツをあまり待たせたくないところであるが、ジルは体調を戻して間もないのもあり。借りて来た馬(チョコボ)のペースもある。アンブロシアやトルガルと共に先行しながら時折そっと視線を後ろへ送る。彼女はしっかりと頷いて共に付いて来てくれていた。 砂漠の夜は冷える。黒の一帯に沈む湖のど真ん中がクライヴたちの今の隠れ家であり。そこから南に突き進むとまだ黒の一帯に脅かされていない緑が少ない荒野が広がる。ダルメキアの領地である砂漠は間近であるが夜になると一気に冷えることもあり。その手前で自らの掌に弟から信頼の証として得た炎を灯し。そして火を起こした。その間にジルが優しく馬を撫で。ありが
<p>望郷組多めで他の皆も少し。コメディ・ほのぼの・シリアス。 男(人)としての価値とは—? ・16男性陣 クライヴ「ちゃんとその人を見つめているか、だな」ジョシュア「気遣いだね。上に立つ者としての務めだ」 フーゴ「甲斐性だな。王の隣に立つ女の為にな」 ディオン「竜騎士としての誇りだ。民の為にも前に立つ」テランス「事実ディオン様の薙ぎ払いと舞いは素晴らしいものです」 シド「真実への探求。そしてそれを受け入れる覚悟があるか、だ」 バルナバス「業だ。人である以上常にそれがつきまとう」 トルガル(強い魔物の骨を嚙み砕ける顎‥‥🦴)ネクタール(武勇伝クポ…) ・16女性陣 女(人)の価値とはー? ジル「大切な人や大切なものへ大好きよと伝えることかしら」ミド「ちゃんと託せるようにやり通す。あと向かい風だったとしてもへこたれないよ」 ベネディクタ「…誰かに、本当の意味で愛されることかしら」 ヴィヴィアン「教え子たちに胸を張れるような教え手でありたい。感情とは厄介なものでなく、向き合うべきものだ」タルヤ「師の教えを忘れることなく、そして自ら生き方を決める。選
<p>ロズフィールド兄弟多めに色々なキャラクターで。コメディ・ほのぼの・シリアス。 ・どこを(ロズ兄弟) 少年期※まだジルが来る前。 屋敷の書室にて本を読みながら。ジョシュア「兄さん」クライヴ「どうしたんだ、ジョシュア」ジョシュア「人を見る時って兄さんはどこを見ているの」クライヴ「その人がどういう人か知りたい時か」ジョシュア「うん。本で書いてあるのと実際に体験するのは全然違うと父さんが」クライヴ「確かにそうだな…。俺も稽古を始めたが書かれている内容とマードック将軍含めて稽古を教えてくれる兵たちの動きが違うと感じる」ジョシュア「そういうときはどうするの」クライヴ「将軍や兵たちの目を見ている。動きを眺めるだけじゃない、耳や神経を澄ませたり、俺にしっくり合う動きを自分で考えたりもしている。それ以上に目を見て、何が重要なのか見分けるんだ」(じっとクライヴを見つめて)ジョシュア「僕を守ろうとしてくれているんだね」クライヴ「…ああ」 壮年期※シヴァの力を吸収し、ジルが伝えなかった我慢を己の拳と共に一発クライヴを殴って分からせて。兄弟で視線を逸らすことなく、微
<p>望郷組が多め。拠点メンバーも絡んで。 からっぽの(再会する前のクライヴとジル) ロザリアにいた時は12歳だった。すでに“ここ”でその年を超え13年目となる。月に寄り添うメティアを見上げなくなったのも同じ。会えない。どこにいるのかも、生きているのかも分からない。あの男の命ずるままに剣を振るって、この氷の魔法で、シヴァの力でいったいどれほどの人たちの命を奪ったのだろう。考えるのもやめたいけれど、それをしてしまったら誰かが殺される。目の前で痛めつけられているというのに。拘束具を嵌められたまま、また檻から出された。生きていること自体に、意味はもう、ない。大好きだったあの日も、その想いも、もうないの。…違う。無くしたくはないから、心が凍った。からっぽにはしたくないから、そうするしかなかった。凍らせたまま、シヴァに顕現する。そうして、終わらせよう。 あの日からあの時の君の年を超え13年目に入る。ザンブレクへと連れて来られたばかりの時に耳に入ったのはロザリスで捕虜にされた首都の女性たちと亡くなった兵と民達。耳を塞げず、ただ、どこでも良い。無事でいてくれ。
<p>クライヴとジル多め。 ・宵(ジル→クライヴ) 宵の内に廃屋とはいえ、一夜は過ごせそうな皇国領内ロザリアにおいて針葉樹林がまだ並び立つ森の中。黒の一帯の影響でどれほどの村や集落は人が住めず捨てられたところへとなったのか。少年の時に蛮族退治へと向かってからかつては人々が住んでいた家々が打ち捨てられそこに居座っている魔物たちからも戦いながら困惑をーいや、彼らも結局のところは生き残ろうと必死なのだー感じ取った。そしてヴァリスゼア大陸全体がこのような異変が起きているのだと遠征から戻った父親や兵士たちからの報告。傍できょうだいの様に過ごしてきたジルからも。真っ黒な風景に別れを告げてここに来たのとそう一度だけそっと告げられて。シドと抜け道だと案内されたグレードウッドにても南下している魔物たちの様子から各地の報告について暗殺部隊で駆り出されていた時に耳に入って来たものを語った。日の傾きが早まっていく。ロザリアはすでに黒の一帯に沈んだ北部地方と隣国である為に冬が近づくと日暮れと共に一気に寒くなる。マザークリスタルドレイクヘッド破壊後に小麦の収穫が厳しくなった
<p>色んなキャラクターたちと望郷組多め。コメディだったりシリアスだったり。 ・ショートカット(バハムート戦) 自治領にて現実を受け入れられず茫然としているアナベラにはすでに目もくれず。己を失いバハムート姿のまま暴走し続けるルサージュ卿を止めるため血を吐くほどまで立ち向かったジョシュアー。倒れた弟を抱き留めているジルに頼むぞと目線で語りイフリートへと顕現し向かったクライヴ。 しかしバハムートの威力はすさまじく一度沈められてしまう。 フェニックス(ジョシュア)「兄さん!しっかり!!」がしっと埋もれているイフリートの背中をしっかり掴むと。イフリートとフェニックスー2体が同じ属性故か、ひとつになりはじめた。イフリート(クライヴ)「これは…⁉俺たちがひとつに…?」 バハムート(ディオン)(色々段階が飛んでいるような…) ・RPGあるある(セリフメイン) ・まずは ヴァリスゼア、まだ黒の一帯の影響が及んでいない辺境地にて―。クライヴ「こんなところにオベリスクが…」トルガル「…‥‥」 理(さあミュトスよ。我の力を存分に用いそして我が創り出したものでさらに器に
<p>望郷組(クラジルジョシュア)ほのぼの多めです。 ・その違い(ロズ兄弟・ほんのりクライヴ→ジル) 少年期ー。母であるアナベラの影響故に何かと周囲からも離されたり距離を置かれがちな兄と弟であったが。屋敷内ではジョシュアとジルは周囲の目を上手くかいくぐってクライヴの部屋に遊びに来て色々な話をするのを楽しみにしていた。 ある夜。ジルは侍女たちの為に針子にいそしんでいたので先に眠りについていた。クライヴは備え付けの椅子に腰かけ。ジョシュアはすとんと寝床に座り込んでいた。クライヴ「俺がマードック将軍と蛮族の討伐に出ている間、ふたりとも大丈夫だったか。何か困ったことはなかったか」ジョシュア「うん、大丈夫だったよ。ああ、そうだ。気づいたことがあるのだけど」クライヴ「どうした」ジョシュア「ジル(女の子)は柔らかいんだね」クライヴ「………何?」ジョシュア「トルガルがふかふかしているのは僕も抱えるから知っていたのだけど」クライヴ「…いや、ちょっと待ってくれ。状況が」ジョシュア「どうして慌てているの。中庭でトルガルを抱っこしていたジルが転びそうになったから、しっか
<p>クライヴとジル。本編内におけるふたりのちょっとした感情の変化。 ※高橋和哉さんのオーロラアートのふたりに触発されて書いたこばなし。 ・対(クライヴとジル) 俯く彼を見て雷と知恵を司る召喚獣ラムウを宿す男が言った。ベアラーは言葉を話すことも視線を合わせることも許されない、と。シドの隠れ家に来てから誰かと会話する、ということをぎこちないながらも行なってきた。それでもこの13年間人ではなくベアラーとして扱われて来たことを思い返すと未だ他者に拒まれる感覚は残っている。向き合うのは任務の相手で生き残るには命を奪う、それだけの日々だったのだ。炎のドミナントを追うという決意に動かされ―本当は目の前のこれだけはと流されていたのかも知れない―ガブがまっすぐに俺も家族を奪われたからな、気持ちは分かるぜと否定もせずただ為すべきことを今は考えて良いと促がしてくれたときは同意してくれたという感覚よりも自分が誰かと繋がりを持てたというもう得ることはないのだろうと考えていた感覚が再び蘇ったのだ。 そしてシドに任せて目を覚ます前に去ろうとしていた君が目覚めて。俺と同じくト
<p>色んなキャラで。コメディだったりシリアスだったり。一番最初の、虫が苦手な方はさっさと飛ばしてください。すみません。 ・G in ヴァリスゼア各地(コメディ:セリフメイン) ※頭にGが付く黒い虫が苦手な方はさっと読み飛ばして下さいね🐞すみません。 ・少年期inロザリア 何やらカサコソと動く黒い虫が屋敷の床に―。ジル「きゃっ」ジョシュア「兄さん!」クライヴ「ふたりとも、向こうの部屋へ。中庭にいるトルガルを連れて俺たちで何とかする。母様に気づかれたら侍女たちの立場も危ない」ちょっとして―。ジョシュア「兄さん、終わったみたいだけどどうしてそんなにがっちりトルガルが身動きを取れないように抱えているの」クライヴ「いや、無事に退治出来たのはトルガルが思いっきり噛みついたからなんだ」ジル「あら…」クライヴ「水浴び嫌がるだろうが…強行するしかないな…」 ・in ダルメキア ダジ・ボーグ城にて、ドミナントとして全てを手に入れたとまざまざと感じさせるくらい金を主体とした豪華絢爛なフーゴの部屋。大理石で張り巡らされた床に何やら蠢く黒いものが―。フーゴ「うおおおお
<p>ロズフィールド兄弟多めです。トルガルとジルちゃんも。 ・旅に出よう(FF16 望郷組+トルガル) クライヴ「トルガルは本来ジルともっと繋がりがあったんだよな…北部地方でもっと早くジルと出会いたかったか、トルガル」トルガル(顔を上げてじっとクライヴを見つめる)クライヴ(優しく撫でながら)「分かっている、俺たちはもう離れ離れにはならない。ずっと覚えていてくれてありがとう、トルガル」ジョシュア「僕はよく3人で旅に出られたら嬉しいな、トルガルとアンブロシアも連れて行くからねと話しかけていたよ」ジル「買い物行こうとすると嬉しそうについて来て。すぐに飛び出していってしまうんじゃないかしらと皆で笑いながら見守っていたわよね」クライヴ(あの小島にふたりっきりにならない限り外にはなかなか行けなかったからな…)「城内では退屈していたのか、トルガル」トルガル(尻尾を振りながらクライヴを見つめる)ジョシュア「それでもトルガルやアンブロシアと一緒にちょっとした時でも遊びに出られた時が楽しかった。こんな風に旅に出たいとそう思っていたんだ」ジル「…トルガルも一緒よ。私も
<p>色んなキャラで。コメディやシリアス寄りなどバラエティーに。 ・もふもふ成分(マスコット組) 拠点に戻ったクライヴ。モブハントの依頼を担当しているネクタールがテーブルの上でぐったり横たわっているのを発見する。 クライヴ「どうしたんだ、ネクタール…」ネクタール「トルガルがいないとふかふかだ~と子どもたちがモグのところに一斉に押し寄せるクポ…。ポンポンだけはダメと必死に抵抗したクポ…」クライヴ「そうか…ジャッキンがグツの傍で飛んでくる生き物にはたくさん関心を示しているがここで飼っている訳ではないからな…」 ジョシュアとジルに相談を持ち掛けてみる。ジョシュア「縄張り意識があるからロストウィングにいるような犬の種類は難しいね」ジル「そうすると、猫になるのかしら」ジョシュア「猫は習性として放っておくのが良いと本に書いてあったよ」クライヴ「なかなか難しいな」ジル「命を預かるものね」ジョシュア「本来は種として気性が荒いのに兄さんを大切にしてくれているアンブロシアやトルガルが希有なんだろうね」クライヴ「そうだな。ふたりにも感謝している」ジョシュア「僕は屋敷か
<p>マスコット組。トルガルとネクタール。 ・率いる(マスコット組)青年期、クライヴが拠点に来て間もない頃。ジルはまだ眠りについていた―。 シド「俺が探し当てた時は狼の群れを率いていたな」クライヴ「トルガル、流石だな」シド「クライヴを探しているんだ付いて来るか?と誘ってみたらすぐに応じた」クライヴ「…そうか、ありがとな。トルガル」(優しくトルガルを撫でる)トルガル「ワフ🐺」 ネクタール「‥‥‥」 ・壮年期、チョコボの群れを守ろうとスリーリーズ湿地帯にてアンブロシアと再会するクライヴ クライヴ「アンブロシア、離れていた間はここのチョコボたちの群れを率いていたのか。トルガルもお前も大したものだ」アンブロシア「キュイ…」クライヴ「分かっている、協力者であるマーサの宿も近い。ここに訪れる度に群れの様子を見に来よう」 拠点に戻ってから―。 ゴーチェ「クライヴの馬(チョコボ)見たか?白いのはなかなかお目にかかれないから驚いたぜ。本当に綺麗だよな」デシレー「ええ。それに群れを率いていたなんて…クライヴの馬(チョコボ)はすごいのよね」バイロン「はっはっは。わし
<p>コメディぽいものが多いです。色んなキャラクターたちとマスコット組。 ・皆思っていそうなこと(ジョシュア+ジル+アナベラ)崩れ行く自治領内においてジルがジョシュアを抱き留めながらバハムートへ立ち向かうクライヴの背を見送っていた—。 アナベラ「嘘、嘘よ…。ジョシュアが生きていたなんて…。証拠、その子がジョシュアだという証拠はあるの…!」 ジル(さっと懐から手縫いの人参を取り出して)ジョシュア「‥‥‥‥‥(ぷい)」 アナベラ「なっ‥‥」 ※フェニックス姿として現れたことが一番の証拠なのですが、アナベラがフェニックスとバハムートのドミナントを産めるのが自分だけだというのが崩れた瞬間でもありますね。 ・シド算(クライヴ・ジル・シドルファス) シドの部屋にて作戦について話し合っているクライヴとジルー。 クライヴ「まずドレイクヘッドを破壊するとしてその後の計画はあるのか」シド「その後のザンブレクやダルメキアの動きにもよるな。ダルメキアは鉄王国を退けたが完全な勝利とは言い切れん。鉄王国はドレイクブレスへの警戒をますます固めているだろう…いや、すまんな。ジル
<p>望郷組多め。クラジルのは大人っぽい雰囲気のものも。 ・知ってもらおう クライヴが熱っぽいと聞いてタルヤから処方薬と植物園の方からは味が実った果実をダブアンドクラウンの彼らがすりおろして蜂蜜を加えた飲み物が彼の部屋に運ばれ。ジョシュアが身体の怪我とは違うからケアルガでは意味がない、とにかく大人しくしていてねと念を押して部屋から一旦出ていく。何やら思いついたことがあるらしい。ジルが椅子を引き寄せ座り横たわる彼の右手を取る。物凄くはなくても熱い。「ジル、大丈夫だ。薬も飲んだし眠っていれば…」「あなたが眠りにつくまでここにいるわ」 「君にうつったらそれこそ」「お願い、ここにいさせて」 ずっとしばらく拠点にいなかったでしょう。そうしたいのと切実な想いを吐き出されては拒めない。きゅっと彼の手を握る。シヴァの力を失ってはいるが氷の魔法はまだ使える。戦い以外でコントロールをするのは神経を使う。目覚めてすぐに戦う為に利用されて来たからだ。 それでもこの人の為なら苦にはならない。 そっと彼に送り込むとぴくりと反応した彼も手を握り返してくれた。 「熱冷まし、か…
<p>クライヴとジルらしいお題5つで。 このふたりらしい個人的に浮かんだお題5つ。短めのお話しを並べました。 ※ ・抱きしめる 出会う前から彼が剣の稽古を欠かして来なかった証でありジョシュアの前で彼が誓った時から大切にしてきたものを逞しい身体に抱きしめられる度に感じる。その中に私を想っていてくれることも…。あなたの腕の中にいると満たされていく。私が生まれた意味はここにあるの。あなたと出会うために、あなたと生きていくために。 華奢で繊細なつくりだ。少しでも力を込めると壊れてしまいそうだとそう思う。子どもの頃は君に触れられなかったからなおさら。細剣を振るうのも魔法を使うのも何一つ望んでこなかった、逆らえなかったからこそそうするしかなかった君を抱きしめる度に俺への想いを感じる。望んでここにいてくれるのだと。よく笑ってくれる様になったあの日からずっと変わらずに。君に誓ってからはただこの腕の中にある存在が愛おしい。 ※ ・月 インビンシブル内からも月は良く見える。アルケーの空、とエッダが教えてくれたかつての青空は覆われたこのヴァリスゼアにおいて月だけがその